今更かと思いますが、
昨日、ようやく鬼滅の刃のアニメを見終わりました。
無限列車の前までのところまでです。
いやー面白かったです♪
特に鬼が死ぬ時に人間だった頃を回想するシーン。
あのまま斬られて終わりにせずに、なぜ
鬼の人間だった頃の挿話を入れるのでしょう?
個人的には布石、と考えています。
鬼舞辻無惨は酷い鬼、弱みにつけこむ悪い奴、
という印象を話数を追うごとに強くしていく布石。
斬られる前までは極悪非道の限りを尽くす鬼!
まさに悪鬼の所業を地で行くような事をしています。
しかし、斬られた後に入る挿話があることで
鬼になった経緯を知ることになり、同情を誘います。
そこに感情移入が生まれます。同時に弱みにつけこんで
鬼化を促した鬼舞辻無惨の狡猾さ、非道さが
より鮮明に観ている者の脳裏に残ることになります。
もちろん、斬られて人間の頃のぬくもりや思い出に包まれて
昇天していく、カタルシス的な効果も狙っていることでしょう。
こうして、視聴者の負のイメージや感情、怒りや憎しみは
すべて鬼舞辻無惨へと向い、最終決戦で昇華してく。
なかなか上手い手法だな~と思いながら観ていました。
他にも、鬼殺隊は政府非公認であるということ、これも
重要なのではないかと思われます。この辺りの話はまた今度にでも。
ちなみに、もうエロウトユーザーの方々は
エロスの呼吸が使えると思います。
エロスの呼吸、即尺一閃!!